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皆さんから寄せられたバーコードに関するご質問の中から、多くの方の疑問に共通すると思われるものを掲載しております。
皆さんからの質問には出来るだけ早く、丁寧にお答えしていますから、疑問や質問があればご遠慮なくメールでお寄せ下さい。
3.標準物流シンボル(ITF)とその識別コードについてQ13. ITFとOCR併記について Q16.ITFのサイズについて Q41.ITFとJANを併記することの必要性とそのメリットは? Q58.商品2個入りの表示について Q78.標準物流コードの規格について
8.バーコードの種類などについてQ5.スリーオブナインとは? Q15.外国煙草のバーコードついて Q37.バーコードのデータの長さと種類について Q43.医療器具のバーコード表示について Q47.EAN-128について教えてください Q74.JAN(EAN)とUPCのキャラクタ構成について Q87.SSCについてNew Q103.ITFコードと商品物流コードの違いは?New
10.バーコードの読み取りとリーダー(スキャナ)について
Q6.マラソンゼッケンなど多数のバーコードの読み取りについて Q76.携帯電話による読み取りについて Q88.スキャナの読み取り精度について New
11.二次元コードについて
Q27.携帯端末でバーコードを読み取らせる事は? Q38.URLを入力出来るコードとは? Q56.伸縮の影響を受けないバーコードはありますか? Q77.二次元バーコードのタイプについて Q90.携帯でITFは読みとれるかNew Q91.トレサビリティに適する二次元コードはNew Q95.二次元コードのサイズについてNew
13.UPCについてQ92.UPCとEANの統合について(1)New Q93.UPCとEANの統合について(2)New Q94.UPCとEANのキャラクタ構成についてNew Q100.フラッグタイプのUPCについてNew Q101.UPCのメーカーコードについてNew
14.コード128について
Q102.ファンクションキャラクタついてNew
●質問「1」 そちらのHPを読んでいて疑問に思ったのですが、バーコードはどこか で登録とかして、同じ番号を使えないように管理してたりするんでしょうか?そ れとも商品のジャンルによって、同じ番号が存在したり、絶版になった商品のコー ドを使ったりしてるのでしょうか? 私の実家はレンタルビデオ店を営んでおり、店内でのみ通用するローカルなバー コードを利用しています。でもJANとかEANとか言われるコードについてはあくま で上記のようにしてないと意味がないなあと思って質問させて頂きました。ご回 答下されば嬉しいです。 ●質問の答え 一般流通経路で流通している商品につけられるJANコードの 国コード+メーカーコードの7−9桁(9桁は2001年から)は 通産省の外郭団体の流通コードセンターで管理しています。 メーカーコードはそのメーカーが3年ごとに更新手続きをしている限り ほかのメーカーでは使用できません。
メーカーコードの後の5−3桁(3桁は2001年から)は商品アイテムコードで、 これはダブらないようにメーカーが管理します。
以上の仕組みでPOS用のJANコードは同じ番号は一つしか存在しません。 詳しくは弊社のホームページからリンク集「流通システム開発センター」 のページをみてください。
店内・社内など特定の流通経路だけに使われるインストアマーキングの 利用方法は自由ですが、スーパーなどでの利用方法は 「バーコードのお話」のページをみてください。
●質問「2」 はじめまして。 御社のHP,大変興味深く拝見させていただきました。
我が家の小学5年の娘が,学校の課題研究でバーコードについて取り組んでおり, 図書館などで調べたのですが分からなくて,私に相談をしてきたことから,こち らにたどり着いた次第です。 自分達で設問をし,それを調べるという研究ですが,その中で「バーコードは, いつから始まったの?」という問題を作ったそうです。
御社のHPの中で,ページにより答えが違う部分があり,メールにてお尋ねします。 課題提出の期限があることから,今週中の回答を希望します。
1.始めたのはどこ?(社名が異なる:日本語読みだからか?)
1967 年に、大手の大型小売店チェーンのクロガーが、 [みんなに知ってほしいバーコードのお話■商品のバーコードの発祥は?]
http://www.n-barcode.com/hp2/ohanasi/index.html
1967 年に大手スーパーチェーンのケロッグが [統一商品コード★統一商品コードの歴史]
http://www.n-barcode.com/hp2/toshositsu/syurui/seed/touitsucode.html
2.日本はいつから?(年が違う)
『EAN 』を制定し、1988 年には日本もこれに加盟しました。
[みんなに知ってほしいバーコードのお話■その後の商品のバーコードの発展]
http://www.n-barcode.com/hp2/ohanasi/index.html
1978 年に EAN に加盟した日本は EAN の統一商品コードを採用することになった。
[JAN]
http://www.n-barcode.com/hp2/toshositsu/syurui/seed/jan.html
以上,2点の質問です。
特に2.については10年の差がありますので,子供に正しいものを教えて あげたいと思っています。
お忙しいところ大変恐縮ですが,よろしくお願いします。●質問の答え ●まず2.のご質問について
1978年が正しい日付です。
1988年は間違いでした。すみません。
●1.のご質問について
クロガーとケロッグは同じ名前で、ご指摘のように読み方が違うだけです。
アメリカ・オハイオ州コネチカットにあるスーパーですが、 私の不勉強でスペルまでは分かりません。
当初解説書を翻訳した人の読み方の相違で、 現在でも両方の読み方が通用しています。
ちなみに、日本で初めてPOSシステムを導入したのは コンビニエンス・チェーンの「セブン・イレブン」です。
終夜営業のコンビニでは、アルバイト学生やパートタイマーを使いますが、 これらの臨時雇いの店員では在庫管理まで出来ず、 また万引きによる商品の減少と、売り上げによるそれとの区別が付きにくく、 さらに店員のポッポナイナイにも頭を痛めていました。
これらの問題が、POSシステムを導入することで、解決したのです。
POSとはポイント・オブ・セールス(販売時点商品管理)の意味で、 ポスレジ(ピッというあのレジスターです)を通したとたんに、 これに繋がったコンピユータにそのデータが送られて、 どの商品はどんなお天気の日によく売れる、 またお店のどの付近に陳列したものがよく売れるとか、 お刺身は何時から何時の間によく売れるとかいった いろんな情報が情報として蓄積され、 お店の販売戦略に役立っているのです。
また一つ売れるごとに在庫の数がコンピュータに入り、 在庫が少なくなると自動的に補充の発注もされますから、 店長さんも店員さんも品切れを心配しなくてもよいのです。
JIFCSというシステムを利用しますと、 全国で一番よく売れているのがカッパえびせんだ、 などという情報も受け取れますから、 よく売れる商品を仕入れる為に役立ちます。
POSは、ただお金の計算をするだけでなく、 こうしてお店の経営戦略に大きく役立っているのです。
間違いがあってすみませんでした。 また質問があればお寄せください。
●質問「3」 アメリカではバーコードがベトナム戦争の際、兵器を管理するために開発されたとい う話を聞きましたが、本当でしょうか。 ●質問の答え ●バーコードの起源と種類・用途について
一口にバーコードと言っても、その種類によって起源も用途も異なります。 普通スーパーなどのボスレジで使われているJAN(EAN・UPC)は流通用に開発され、1973年に実用化されました。これはニューメリック(数字)だけが表示されるものです。
一方専ら産業用として1975年に開発されたのがアルファー・ニューメリック(英・数字)が表せるCODE−39というバーコードです。
このほかに数字のみのCODA BARや2of5など、いろんな種類のバーコードがそれぞれFA用、OA用などとして開発されています。
以上のようにバーコードと言っても一種類ではないことをご理解下さい。(バーコードの種類のページ参照)
●ベトナム戦争とバーコード
ベトナム戦争と直接関係があるかどうかは分かりませんが、アメリカ国防省では戦艦から爆撃機、銃弾から携帯食料、女性兵士の生理用品まで膨大な軍需物資を扱います。
Logistics(兵站作戦−民需では物流戦略と訳しています)のためにこの膨大なアイテムを処理するためには手書き伝票・現物検査では間に合わず、これを自動認識化するために前述のCODE−39を採用したのがLOGMARS(Logistics Applications of Automated Marking Reading And Reading Simbols)と言うシステムです。●LOGISTICS
本来の意味は、戦闘の前線に何時、なにを、どれだけ、どのようにして届けるか、という兵站作戦の意味です。
日本軍が伸びきったこの兵站に武器も食料も届けられなかったので負けたことはご存じですね。
平時においても、小売店の店頭に絶対に欠品がないようにするのがロジスティクスです。
なおこのCODE−39はAIAG(自動車産業)HIBC(健康関連産業)など、多くの産業界で採用されています。
●質問「4」 お忙しいところ恐れ入ります。
バーコードについて調べていたところ、貴社のサイトに 辿りつきました。
私はあるメーカーで、商品のパッケージやチラシ等の印刷物の 制作の仕事をしているのですが、バーコードについていくつか 教えていただきたいことがあり、メールさせていただきました。
1.通常に利用しているのですが、これはデザイナー側で 拡大したり、縮小したりしてもいいものなのでしょうか?
縦方向は変えてもいい、と聞いたことがあるのですが・・・。
2.また、バーコードを依頼するときは、100%とか130%とかサイズを 指定しますが、そもそもこの「100%」とは何に対しての100%なのでしょうか?
3.印刷色については基準があるのでしょうか?
たいがいの場合は黒で印刷しますが、赤とか青とか色がついて いてもいいのでしょうか?
あまり薄い色ではいけないだろうな、とは思いますが・・・。
4.最近、パソコンで簡単にラベルが作れるソフトでバーコードラベルが 作れるものもありますが、この手のバーコードはどれぐらい信頼できる ものなのでしょうか?大抵作成時にバーコードの高さと細いバーの幅、 もしくは全体の幅を入力するようになっていますが、事実上その辺は 適当にやっておいても後から任意に拡大・縮小も出来ますし、色も どんな色でもつけられてしまいます。●質問の答え 1.フイルムマスターからカメラを使っての拡大・縮小はお奨めできません。
レンズを通しますと光の回折現象や現像処理などでどうしても太りや細りが出て 正しいものになりません。
データからの《縦》の拡大・縮小はOKです。
2.JANの場合、1モジュール(バーの最小幅の単位)が0.33ミリが 基本の1倍と定められています。
モジュールのバーはスタート・ストップバーのそれぞれ1本の幅です
3.バーコードは通常波長が630ナノメーターの赤色ダイオードの レーザー光線で読みとられます。バーの部分がこの赤色光を吸収し、 バックの部分(白バーといいます)を反射することによって認識されます。
文房具屋さんで売っている真っ赤で透明な下敷きがこれに近い色ですから、 これを通してバーが黒く、白バーが白く(赤く)見えればスキャナでも認識できます。
《いい色イロイロ》のページを参照してください。
4.パソコン出力用のソフトは一般的にいってレーザープリンタで出力できるよう、 600dpi程度のドットに合わせてプリントするようになっています。
従って正規のサイズ=1モジュール0.33ミリという出力は出来ず、 1モジュールを0.12インチなど、その近似値に合わせているので 正規のものは出力できません。
また正規の規格では前後にくるバーの幅などによって1本1本の ばー幅を微妙に補正してありますが、市販ソフトではこの補正が出来ません。
目視用数字も規格ではOCR−Bフォントですが、これにも対応していません。
市販ソフトで作れるのは『読めればよい』という程度のものですから、 責任ある印刷物には使用しない方が安全です。
●質問「5」 お世話になります。
顧客より、バーコードのスリーナイン方式で引き合いを頂きました。
「スリーオフナイン方式」とはを教えていただきたいのです。
御忙しい中宜しくお願いします。●質問の答え さてスリーオブナインとはバイナリィレベルのバーコードの一種で、白・黒9本のバーのうち 3本が太いところからこの名が付けられ、通常CODE−39と呼ばれています。
JANなどが数字しか表せないのに比べ、CODE−39は アルファニューメリック(数字とアルファベット)が表せるので 工業用には古くから用いられています。
※弊社のホームページhttp://www.n-barcode.com/の バーコードの種類のページをご覧ください。
桁数、大きさにはJANのような制限がなく、表示スペースによって ある程度自由にレイアウトできます。
識別コードとしても利用されますが、大抵は分類コードで利用され、 品番・型番などを直接表示しているようです。
※不明な用語は同じく「用語辞典」をご覧ください。
●質問「6」 突然の質問失礼します。
バーコードは一度にたくさん読み取ることは可能なのでしょうか?
たとえば身体にバーコードをつけた人が一度にたくさん通過した時 全てを読み取ることは可能なのでしょうか?●質問の答え 可能です。 バーコードを読み取るスキャナにはいろんな種類のものがあります。
●ペンスキャナ
OAなどで使うペン式のもので、これは一つ一つのバーコードを なぞって読み取りますから、この場合は使えません。●LED式ハンドスキャナ
文具屋やホームセンターなどで使っている。
手に持って一つ一つのバーコードを読み取るスキャナですが、 これもこの場合は対象に接近しなければならないので、無理です。●定置式スキャナ
スーパーなどのポスレジに採用されています。
毎秒レーザー光線で数千回スキャンしていますが、 何百回もスキャンされた1個の商品は1個として認識されます。
同じ商品を数個買った場合でもスキャンする間隔があるので、間違えることはありません。
コンベアの上でスキャンする物流用の定置式スキャナも活躍しています。●レーザースキャナ
上記と同じ仕組みですが、レーザー光線でスキャンします。
定置式のものと手持ち式のものがあります。
毎秒数千回スキャンして、異なるバーコードならすべて認識しますから、 ご質問のマラソンのゼッケンを読み取る場合など、これが使われています。
●質問「7」 前略、
インターネット上で御社を知り、ご質問させて頂いております。販売先が世界各国に及ぶ関係上、UPC, EANのみならず、様々なタイプの バーコードが客先から要請され、現行は各々、その要求に則って手配致して おりますが、社内管理を含め、今後は自らの形態を設定し、それを客側に 受け入れて貰うべく考えておりますが、
1.幣社製品独自のバーコードナンバーを設定するには、どこか公共設定機関 又、それは国際的に通用しますか?
2.又、日本国内にて登録した、それ等登録番号は例えば、米国にてUPC、 欧州にてEAN仕様スキャナーでも直接認識可能なのでしょうか?
お手数おかけ致しますが、ご連絡頂ければ幸いに存じ上げます。
宜しくお願い致します。
●質問の答え 1.49XXXXXまたは45XXXXXのメーカーコードは御社からのの申請によって 流通コードセンターから 付与されますが、申請の受付はお近くの商工会議所で代理受付をしております。 申請用紙は1,050円で商工会議所に備え付けてあります。
申請後約10日間でメーカーコードの通知書が送付されます。
3年間のメーカーコード管理料は通常(資本金・年商によって異なりますが)21,000円です。
受付代理業務をしております。詳しくは電話03−5414−8511へ。
※ディーラーのコードでなく自社コードを持つことは何かと便利に使えますから、 是非取得されることをおすすめします。
2.こうして取得したJANコードはアメリカ・カナダを除いて世界中のスキャナでそのまま通用します。
アメリカ・カナダについては2005年の世界統一までは、12桁のUPCコードしか通用しませんから、 別にUPCコードをつける必要があります。
3.自動車部品などの輸出用の外装ケースにつけるAIAGラベルについては下記にお問い合わせください。
社団法人 日本自動認識工業会 03−3440−9085
●質問「8」 デザインの都合で黒の四角い枠の中にバーコードを嵌め込んで印刷したところ 読めないといって返品されました。
白い紙に黒で印刷したのですが、何処に問題があるのでしょう。●質問の答え バーコードが正しく印刷されているとすれば おそらくクワイエットゾーン(マージン)が問題と思います。 ●誰でも持っている誤解について
バーコードは黒いバーを読んでいると思っていませんか?
基本的な誤解です。
スキャナ(読み取り機)はその中から大抵は赤い光線を出して、 バーコードの部分から反射してくる光を読み取っているのです。 この質問の場合は黒いバーの部分は赤い光線を吸収してしまい、 白い部分から反射してくる光だけを読み取っています。
つまりスキャナは白の部分を読んでいるわけです。
まずこの誤解を解いてください。●クワイエットゾーンについて
反射してくる光を読むといいましたが、 バーの両側にも気を付けてください。
スポーツの三段跳びに喩えて ホップ・ステップ・ジャンプ・着地する部分をバーとしますと、 ホップするまでの助走の区間と 着地した後の砂場の前に余裕がなければ跳ぶことは出来ません。
この助走の区間と砂場の前の余裕を クワイエットゾーン(静領域)と言います。
助走無しにいきなりバーの間の白の反射光が入ってきても、 スキャナはこれがバーコードだと認識することは出来ません。
助走区間の反射光があって、それから反射されない黒の部分があるから これがバーコードだ(又はどの種類のバーコードだ)と分かるのです。
また後ろの砂場が続くから、 バーコードはここ(着地点)で終わったと判断出来るのです。
ご質問の場合はこの助走と砂場の中に枠の黒線が入ってしまって、 スキャナがこれもバーと間違えてしまって読み取れかなったものと思われます。
専門的にはこれを『クワイエットゾーン不足』と言います。●クワイエットゾーンの長さについて
JANのクワイエットゾーンは次の計算式で計算してください。
左のクワイエットゾーンはバーの左端から
0.33×11×倍率(mm)
右のクワイエットゾーンはバーの右端から
0.33×7×倍率(mm)JAN以外のバーコードの場合は左右とも1キャラクタ分です。
※弊社が製作するフイルムマスターの場合は クワイエットゾーンをトンボで表示しています。
●質問「9」 当社はプラスチックやガラスの容器のメーカーです。 1.濃紺のプラスチック容器にバーコードを印刷したいのですが どのように印刷すればよいでしょう。
2.透明のガラス瓶にはどうすれば良いのですか。
●質問の答え ●まず殆どの人が持っている誤解から説明します 大抵の人バーコードは黒いバーを読むものと思っていますが、 これは基本的な誤りです。
スキャナ(読み取り機)は赤の光線を発射して、 バーコードの部分から反射してくる光線を読んでいるのです。 つまり黒いバーでなく、白の部分を読むわけです。●色について
太陽光線は虹の七色すなわち人の目で見える赤から紫まで、 全ての光線を含んでいます。
物が赤く見えるのはそれが赤の光線を反射しているからで、 青く見えるのは青の光線を反射しているから青く見えるのです。ところがバーコードのスキャナの殆どは 波長がおおむね660ナノメーターの 赤の光線だけを発射していますから、 これに近い波長の色、赤・橙・黄などだけが反射され、 緑・青・藍・黒などには吸収されて反射しません。
スキャナにはこの反射された色だけを読んでいるわけです。
ですからバーの色は黒でなくても 緑や青など赤い光線を吸収して反射しない色ならどんな色でも使えます。
※『いい色いろいろ使えます』の頁参照
またバックの色(地色)は この赤い光線を反射する色なら、白でなくても、赤・橙・黄などなら使えます。●ご質問1の場合は、紺色のプラスチック瓶ですから、 これをバーの色として使うことにして、 バックの部分(地色)を白や赤・黄などの赤色光線を反射する色で印刷し、 濃紺をそのまま抜いて、バーの色とすればよいでしょう。
●ご質問2の透明のガラス瓶の場合は、 瓶に入る内容によって印刷方法が異なります。
(1)中身が牛乳とか真っ赤なケチャップなど 不透明で赤の光線を反射する物の場合はこれを地色と考えて、 黒などでバーを印刷すれば読むことが出来ます。
(2)中身が醤油など、赤の光線を吸収する色の場合は、 これをバーの色と考えて、 バックの色(地色)の部分を白や黄色など 赤の光線を反射する色で印刷すればよいでしょう。
(3)中身がミネラルウォーターや酒など透明の物の場合は 光線は通り抜けてしまって反射しませんから、吸収されるのと同じに考えて、 (2)と同じ方法でバックを印刷すれば良いでしょう。
●円筒形の容器の場合の注意
ポリやガラス瓶など円筒形の容器の場合は 普通(縦向け)にバーコードを印刷すると、 スキャナから見て真ん中のバーが太く、 端に行くほど細く読めてしまいますから、 バーコードはどの線も同じ比率で読めるように 横向けに印刷してください。
●質問「10」 当社は化粧品の箱を専門に印刷していますが、 金・銀の表面加工をしたコートボールにバーコードを印刷したときに 非常に読み取りにくいといわれます。 どうしてでしょうか。 ●質問の答え アルミホイルをクシャクシャにして眺めてみてください。
光の反射の具合によって白く見える所と黒く見える所があるはずです。 このようにスキャナから出た光線がスキャナに対して反射した所は白に、 スキャナ以外の方向に反射した所は黒に読めてしまいます。
これでは確実にバーコードを読めたとはいえません。
パール加工した物も同じで、白と黒が細かく分布したようになります。金・銀・パールなどの用紙に印刷するときは 下地の部分を白や赤など、光線を反射する色で印刷し、 その上にバーコードを印刷してください。 この場合もクワイエットゾーンには十分注意してください。
●質問「11」 前略
以前新聞で読んだことがありますがバーコードの形がまるーい分の紹介がありました。 今の線の並んだ形よりも読み取りやすいうえデザインとしても優れている様に思いま した。これの詳しい情報判りましたらお教え願えないでしょうか。●質問の答え ●残念ながらその新聞記事をみておりませんから、 どんなものか分かりません。
ただ、それがバーコードなら、 丸いバーコードというのは現在のバーコードが実用化される前に アメリカで試作された「ブルズアイ(Bull’s Eye=牡牛の目」 と呼ばれるものではないかと思います。
これはバーを同心円で丸く作ったものですが、 読み取るときにスキャン光線が必ず中心を通らなければならない などの制約があり、実用にはなりませんでした。●バーコードでなければ最近流行の二次元コードではないでしょうか。
(二次元コードについては関連リンク集の二次元コードをみてください)●バーコードは一次元の線の白・黒でキャラクタを表すもので、 二次元コードは分割された平面のそれぞれの位置のセル(Cell=細胞)が 白か黒かで情報を表すものです。
●バーコードというものはデザイン的によいからといって そう簡単に使えるものではありません。
まずその機能が優れており、 次にそれを開発したものの力(関連する機器の開発力やそれを採用する業界に対する 信用や影響力など)があることが必要で、 さらにたとえばJISやANSIなど、国際的な規格化が出来て さらにインフラ(スキャナなどの周辺機器や運用システムなど) の整備が出来なければ実用にはなりません。●一般紙の、特に社会面のこれらのニュースは 無知な記者の特ダネ狙いの記事で業界が迷惑することがありますから、 十分にご注意ください。
●質問「12」 いつも大変御世話になっており有難うございます。
プリントアウト後のバーコードのサイズは縦横それぞれ最低何センチが規格なのでしょうか。
いただいた説明書は日本に置いてきてしまい、御社ホームページでも調べましたが判りませんでしたのでお手数で申し訳ありませんが教えて下さい。
以上よろしくお願い致します。●質問の答え 1.バーの左端から右端までのサイズは
0.33×95×倍率ですから
最小の0.8倍の時は 25.08ミリになります。2.印刷スペースは左・右にそれぞれ
左端からバーまで 0.33×11×倍率
最小の0.8倍の場合 2.904ミリ
バーの右端から 0.33×7×倍率
最小の0.8倍の場合 1.848ミリ
のクワイエットゾーンが必要ですから、
合計 29.832ミリ になります。3.縦寸は短い方のバーが
倍率×10ミリ以上 ですから、
0.8倍の時は 8ミリ以上になります。
●質問「13」 弊社では、外装箱に物流識別バーコード(ITF−14)の導入を検討中なのですが、 推進していくにあたり、いくつかの疑問点が出ましたので何か情報があれば教えて頂きたく存じます。 (1)大手電器メーカー、事務機メーカーでITFを商品につけられている ところがわかりましたら教えていただけませんでしょうか?
(2)国内ではITF−14ではなく、ITF−16が主流だと聞いたことがあるのですが、 ITF−16が読み取り可能なスキャナでITF−14を読み取ることは可能ですから 世界標準のITF-14を使用する予定なのですが、特に業界の動向等から アドバイスいただけませんでしょうか
(3)特に家電メーカーはJAN/EANにOCR併記タイプを使用しているようですが、 標準タイプに切り替えたいのですが、アドバイスいただけませんでしょうか?
弊社もOCRを併記しているのですが、商品の大きさがまちまちな為、 サイズ変更が不可能なB-フォントを併記させているため、商品にあわせたデザインが困難です。
何か情報・ヒントなどがありましたら、教えて頂けないでしょうか?(4)また缶ビールなどのように6本パック、24本入りカートンに単体の商品と全く 異なる JANコードが表示されている場合と、チューイングガムのようなお菓子関係で 10個入りや20個入りのインナーでも単品商品と同一のJANコードが 表示されているものもあり、ルールがどうなっているかわかりません。
複数入っている箱には、複数の単価設定をした別のJANコードをつけなければ、 スーパーのレジなどで間違って安い単価で受け取ることにならないかと心配です。
弊社の電卓や時計のように顧客がまとめて箱単位で買う事が無いような商品は 複数の入り数の箱にはJANコードは付けずにむしろITFコーのみにすべきかと 考えているのですが、業界の動向とか他社事例をご存知でしたらアドバイス いただけませんでしょうか?(5)北米向け商品で国内向けと共通の商品がある場合にJANコードをベースにした ITFとUPCをベースにしたITFと2種類外装箱に表示しようかと検討中ですが、 これも業界の動向とか他社事例をご存知でしたらアドバイス いただけませんでしょうか?
●質問の答え (1)ITFは大抵のメーカーで以前から付けています。
電機メーカーでは 松下電器・松下電工など 事務器関係では コクヨ・キョクヨウ・キャノンなど、多数あります。 ただし、弱電商品や事務器は個装が多いため、JANが多く使われています。(2)16桁のITFは元々我が国の多様な物流システムに対応するため作られたもので、 これからの国際化時代に対応してゆくため、流通システム開発センターでは 14桁の国際規格にするよう推奨しております。
これからITFを表示されるなら14桁の国際バージョンにしてください。 昨今、従来から16桁を使っていたメーカーも14桁に変更するための 作業を進めています。(3)OCR併記について
自動認識の手段として優れたバーコードが普及するまでは 電器・玩具・スポーツ用品などの業界では自動認識の手段として OCR(Optical Charactor Recognition =光学認識文字)を 業界統一仕様として使っていました。
その後統一商品コードとしてJANが普及しましたが、 これらの業界への配慮から、その過渡期の処置として バーコードでもOCRでも認識できるように規格化されたのがOCR併記です。
バーコードの普及が進んだ現在ではOCRを読み取るスキャナはかげを潜め ほとんどかバーコードで読み取っていますから、OCR併記は実用上は 意味がなくなっていますから、業界の歴史だけを物語るものになってしまっています。 (書籍・雑誌でも同じことがいえます)
ご質問のようにスペースの制約などがあれば通常のJANスタイルにしても問題はありません。 電器関係でも乾電池など小物商品はすべてJANスタイルが使われています。(4)−1 酒類やジュースなど、C&C(Cash & Carry =現金問屋)で 原則としてケース単位で販売される商品には内容商品とは別に ケース単位のアイテムコードのJANまたはITFを ケース単位のコードという注釈を付けて表示しています。
単品販売の場合はない用商品のバーコードを読みますから、間違いはありません。(4)−2 外装ケースにはお説のようにITFのみの表示で十分です。
外装ケースにJANとITFの両方を付けているのは、次の理由からです。
元々JANを全面的に採用したのがコンビニエンスチェーンのセブンイレブンで コンビニでは店舗ごとの商品取扱単位が少ないこともあってJANで十分役割を果たします。
JANの後から規格化されたITF(正式には標準物流シンボル)は 大手スーパーのダイエーなどが率先して採用しましたが、 この歴史と取扱単位の差などから、どちらの販売ルートにも乗せるために JANとITFの両方を表示しているのが現状です。御社の場合はこのようなルートにはあまり関係がありませんから、 本来の目的から言ってITFに統一された方がよいでしょう。
(5)現在桁数の異なるJAN(EAN)とUPCは2005年には統一されますが、 国際規格のITFは現在でも14桁の統一した仕様になっています。
ただ北米向けの内容商品のコードはUPCですから、 北米向けの出荷量が他と比べて比率が低い場合は同じケースを使用して お説のように両方を併記するのも経済的と思われますが、 前述しましたようにITFの場合はどちらでも読み取ることが出来ますから、 誤読による混乱を避けるため、たとえばEAN圏に出荷するケースには UPCが読めないように、北米向けのケースにはEANが読めないように バーの中にマジックペンで縦棒を1本入れるなどの工夫をした方がよいでしょう。
●質問「14」 本の装丁を今現在しています。
ISBN図書コード番号をいただいたんですが 上下のバーコードの12桁の番号がわかりません。
上段の番号は大体978がほとんどです。 下段派191又は192があります。 この最初の3桁の意味を教えて下さい。
それとISBNの番号の2行は読み取りセンサーには関係ないのですか?
例えば値段の部分でP1000E叉は¥1000Eとか表現に違いがあるのですが等々 よろしくお願いします。
●質問の答え ●上の段について
978はこれに続く番号がISBN(International Standard Book Number)であることを示すフラグです。
これに続く9桁は4が国語記号(日本語)で その後に5−7桁の出版社番号と3−1桁の書名記号が続きます。
出版社記号の桁数は出版社の規模、出版物の数によって変わります。
最後の1桁は間違い防止のためのチェックデジットです。●下の段について
最初の192はこれに続く番号が分類コードと価格コードであることを示します。
191は示された価格が消費税込みであることを示し、現在は使われておりません。
現在は示された価格が消費税抜きの本体価格であることを示す192が使われます。 本体価格を示すことで、将来消費税率が変更されても、 カバーを取り替えるなどの混乱を招かなくてもよいようにされたものです。
ISBNの価格表示は消費税込みの時は前にP(Priceの略)が使われましたが、本体価格表示になって¥が使われます。192の後に続く4桁は出版物の分類コードです。
1桁目は販売の対象、2桁目は発行形態、3・4桁は内容を表します。 詳しくは出版社コードを貰ったときの資料をみてください。5−7桁目は消費税抜きの本体価格を示します。
ただし本体価格が10000円を超える場合は0000で示します。最後の桁はチェックデジットです。
ISBNの文字表示は分類コードの前にはC、価格コードに後ろには終わりを示すEを付けます。
●大部分の書店のPOSリーダーは上から読み取る方式で、 二列を同時に読み取っています。
ハンドスキャナで読み取る書店では二つの列をずらせて読み取ります。※分類コードについて詳しい資料がない場合は ファックスしますから申し付けてください。
●追加 ISBNの文字について
かつては書籍についてはISBNのOCR(Optical Charactr Recognition =光学認識文字)で読み取っていました。
現在でもこれで読み取っている書店も残っていますから、 この表示は絶対に必要です。
OCRの文字については光学的に読みとれるよう、 厳密な規格がありますから注意してください。
●質問「15」 弊社で、外国タバコの販売をしているのですが、1個単位はUPCコードのEバー ジョンのものがほとんどである為、JANコード対応のPOSレジでは、チェックデ ジットエラーで読み取れません。簡単に12桁コードを判別し、チェックデジットを 判断できないものでしょうか?
また、当HP内の”バーコードの種類”欄での項目”UPC”での説明に、ゼロサ プレッション時のルールが4タイプ明記されていますが、これ以外にはあり得ないの でしょうか?
ご回答頂ければ幸いです。●質問の答え ●JANの短縮バージョンはバーのデータが8桁あり、 そのまま読み取るので問題はありませんが、 UPCのEバージョンはバーのデータが6桁で、 NS(ナンバーシステム・コード)は0で固定されており、 バーのデータには入っていません。
またチェックデジットは6桁のバーの 偶数、奇数パリティの組み合わせで決められ、 チェックデジットを表すバーは入っていません。
このようにJANの8桁とは根本的に異なります。●ご使用になっているPOSレジはおそらく国産で、 このUPC−Eバージョンには対応していないものと思われます。
どうしてもPOSレジを通したい場合は大変面倒ですが、 表示されているコードの5桁目に後に0を4つ入れて、 手入力してください。
たとえば 01234565 の場合は 012345000065●この他一般のPOSレジが対応していないものに、 発行月数を表した書籍用や、価格を表示したUPC−アドオンバージョン、 UPC−Dバージョンがあります。
世界で最初の流通用バーコードとして誕生したUPCコードは、 いろんな業界が、これを使いこなそうと殺到したため、 いろいろの規則が作られたので、 現在では考えられないような使い方がされ、 それぞれの規格が作られました。
昨今ではこれを後発の世界規格のEANに統一しようとする作業が進められており、 2005年にはすべての規格が統一されることになっています。 今しばらくお待ちください。
●質問「16」 ITFのJIS規格の最大倍率、最小倍率を教えてください。
JANですと、0.8倍から2.0倍がJIS規格であり、POSレジのスキャナの読取範囲と 「バーコードはやわかり」の本にのってました。
すみませんが、教えてください。●質問の答え JANでもITFでも一番細いバー1本の幅を1モジュールといいます。 JANシンボルの場合はこの1モジュールの幅が0.33ミリのものを1倍といい、 これの0.8倍から2倍がスキャナで読みとれる範囲でJIS規格になっています。
ITFの場合は1モジュールが1.016ミリ(0.04インチ)のものを1倍として、これの0.25倍から1.2倍がJIS規格の範囲です。
ただし、0.25倍から0.6倍までは国内用の規格で、 国際的には0.625倍から1.2倍の範囲で使用できます。
●質問「17」 バーコードの線の中で 下まで長く延びている 真ん中と 右端と左端の3本の線を 解読すると 666という数字が隠れているそうですが・・
それは事実でしょうか?そもそもバーコードというのは 全人類への総番号制の始まりで・・
反キリストの世界支配の陰謀が その裏に隠されていると言われています。
自分が神だと民衆に君臨し世界政府を統治するそうです。それとバーコードを開発した人は どなたででしょうか?教えて下さい。
よろしく御願いします。●質問の答え ●左右と中央の長いバーはそれぞれレフトガードバー、センターバー、ライトガードバーといってバーコードの始まりと真ん中と終わりをスキャナに示すものです。
黒バーの構成は1010,101,0101で左右偶数パリティの『6』と同じですが、それ以外に意味はありません。●古来の『八卦』の算木は8進数を表しており、これ一つ、または2つを並べて64進数として、これにいろんな意味を与えていて、バーコードの元祖だという説もありますが、バーコードそのものの発送はコンピュータの『自動認識』のツールとして開発されたもので、お説のような宗教的な意味はありません。
●バーコードで情報をコード化するという考えの元は八卦にもあり、 古くは紀元前31年にメキシコで作られた石版にあります。
現代になってからは、アメリカのジョー・ウッドランド、バーニヤ・シルバーの二人が開発し、1949年に共同で特許を取ったのが最初といわれています。
このバーコードは現在の直線の形でなく、ブルズ・アイ(牡牛の目)と呼ばれる同心円でバーを配置したまん丸の形のものです。●バーコードは純粋に科学的要請から生まれたもので、 ■を●というような宗教的、売名評論家的な意味はいっさいありませんから、 迷言に惑わされないでください。
●質問「18」 ご質問があります。
電話料金請求書などに付いている払込用紙にあるコンビニ用バーコードの件について です。あのバーコードは3段の場合、
(1)CVS収納用の先頭数字が7
(2)CVS収納用の先頭数字が7
(3)CVS収納用の先頭数字が8
と決まっているらしいと聞いたことがあるのですが、それはどうしてでしょうか?
また、4段の場合はどうなんでしょうか?
やっぱり先頭の数字は決まっていて、意味があるのでしょうか?
●質問の答え ●現行のCVS代理収納用のバーコードは次のようになっています。 1段目 7 M M M M M C c/d
2段目 5 X X X X X X X X X X X c/d
3段目 6 X X X X X X X X X X S c/d
4段目 8 Y M M D D P P P P P P c/d
※Mはメーカーコード
Cは全体のチェックデジット
c/dは各段のチェックデジット
Xは自由使用
Sは再発行区分
Y・M・Dは支払期限年月日
Pは請求金額です。●2002年7月からはJANよりは密度が高く、進んだバーコードCODE−128を使って固定長の1段で次のようになります。
91MMMMMMEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEESYYMMDDFPPPPPPT
※Mは国コードの下1桁9か5とメーカーコード5桁
Eは自由使用
Fは収入印紙の要・否
Tはチェックデジット
その他は上と同じです。
●質問「19」 はじめまして○●と申します。いつごろからバーコードが使われるようになったの ですか。
玩具などの箱に使われはじめたのはいつごろでしょうか。よろしくお願いいたしす。●質問の答え ●いつから、というご質問にははっきりとお答えできません。
バーコードの普及に伴ってJANがJIS(日本工業規格)で規格化されたのが1985年ですから、その前後としかお答えできません。●玩具はJANが普及する以前はスポーツ用品・家電製品とともに OCR(光学的認識文字)で管理していました。
その名残として玩具業界では現在でもOCRとJANのバーコードの どちらでも管理できるように「OCR併記」タイプのバーコードが使われていますが、実際にはOCRで読み取ることはないようです。●ちなみにバーコードの普及はそれを読み取るPOSレジスターの設置台数と メーカーコードを取得した企業数にほぼ比例しますから、その初期のデータをお示しします。
■メーカーコード登録企業数 ■ポスレジ台数
1978年 27 3
1979年 53 17
1980年 86 154
1981年 217 406
1982年 1744 4740
1983年 5231 7255
1984年 11016 12196
1985年 19250 29706
これ以後は急速に伸びています。
●質問「20」 さっそくですが、今、NW−7のバーコードを作成しているのですが、うまくチェックデジットが 計算されません。 C361166013002○C←ストップコード
↑ ↑
スタートコード チェックデジット通常計算すれば、CDは7になるのですが私が作るとなぜか9になってしまいます。
一応バーコードの種類がNW−7で設定して 計算方法がモジュラス10での計算式を使っております。いろいろ考えたのですがなぜこうなるかが解らないので 少しアドバイスして頂ければ有りがたいど思いますので宜しくお願いします。
●質問の答え ●結論から言いまして、C/D 7が正しいとしますと、 この計算はM10ではなくて9DSRだと思います。 ●NW−7(CODABAR)はもともと帳票に使われることを考慮して ナンバリング印刷がしやすいようになっており、 そのためにチェックデジットも「1上がり」、または「1下がり」で ナンバリングがプリントしやすいような、 セブンチェック、またはナインチェックが使われます。
それぞれにDRとDSRの二通りのC/Dがあります。●この数列を例にとりますと
セブンチェックの場合 361166013002÷7 余り 4 余りの補数 3
ナインチェックの場合 361166013002÷9 余り 2 余りの補数 7
余りをそのままC/Dにするのが DR(Divide Remains)
余りの7または9の補数をC/Dにするのが DSR(Divide Supply Remains)です。いずれもDRが1上がり、DSRが1下がりになり、モジュラス10のように3跳びなどにならないので、NW−7には普通に使われるチェックデジットです。
●質問「21」 弊社は台湾の会社でPC周辺機器を自社Brandで今月から日本輸出としますが
各製品の化粧箱の上にEAN CODEだけであるとある量販店かShopにお迷惑となり、
製品のお取り扱いは不可との心配がありますがどうでしょうか?
また、JAN Codeを台湾の会社で日本で登録かのうでしょうか、あるいは
台湾の代行の代理店がありまして、台湾でも登録かのうでしょうか?
ぜひ、至急貴職のご専門の知識でご回答を賜れば幸いです。
切に宜しくお願いいたします。●質問の答え JAN CODE というのは世界共通のEAN(Europian Article Number)のうち、
49または45の国コードが付いたもので、おおむね日本製品に付けられる番号です。
今のところアメリカとカナダのみがEANと異なるコード体系を取っていますが、
これも2005年にはEANのコード体系と統一され、
全世界の商品がグローバルにEANコードで通用するようになります。
あなたの製品には台湾の国コード471のEANコードを付ければ、
日本はもちろんアメリカ・カナダを除いた世界中で通用しますし、
もちろん日本の量販店でも扱えます。
JANを気にすることなく貴国のコードで輸出してください。
それが貴国の国威を発揮することにもなりますから。
ただ2005年までは、アメリカ・カナダ向けの輸出をする際は
UPC(Universal Product Code)のメーカーコードを取得して、
UPCコードを付ける必要があります。
UPCのメーカーコード取得については
貴国のコードセンターにお問い合わせ下さい。
●質問「22」 私は東京都内でグラフィック関係の仕事をしている者でございます。
バーコードの事を調べているうちに御社のサイトを見つけました。バーコードの世界も奥が深いんだなあ!と驚きました。
それでちょっと分からない事があるのですが、もしお時間がありましたら教えていただけないでしょうか?
書籍カバーに添付する墨100%のバーコードの白抜バックを取って、バックの色にそのまま乗せたいのですが、御社のサイトの「いい色イロいろファインダー」の最後のところに
注意!
これらの色は必ず『紙の色』又は『特色のインキの色』でなくてはなりません。
『掛け合わせの色』は使えませんから注意してください。
※金、銀、パール は下地にもバーにも使えません。
とあります。バックの色は大分薄いベージュ(C3%,M3%,Y6%)なのですが、“掛け合せの色”という事になるので駄目なのでしょうか?
何か以前に網の上に乗せてるバーコードを見たような気がするのですが…(それともあれは紙の色だったか…)
お忙しい所大変恐縮ですが、何卒宜しくお願い致します。●質問の答え ●掛け合わせの色について
たとえば「濃い緑」を印刷の原色4色で出そうとしますと、
藍00%、黄00%、墨00%というようになりますが、
こういう網掛けで出した藍や墨のそれぞれが
網点になっているため、バーとしては読み取り困難になるということです。
この例の場合、下地のCが3%ですが、
藍の網点1つ1つを見ればそこに墨があるのと同じで、
(藍はスキャナでは墨と同じに読みますから)
この上に墨(K)のベタでバーを印刷しても、
Cの網を読み取ってしまう恐れがあるので、
使わない方がよいでしょう。
下地の色がこの配合の特色のベタなら
読み取りには差し支えないでしょう。
●質問「23」 以前にも、メールにてバーコードについて質問させて頂きましたが、導入を進めていく上で不明な点がありますので、お手数ですが、下記の点教えて頂けますでしょうか。
バーコードの併記について
例えば、「UPCコード」と「ITFコード」を併記して印刷又はラベル貼付する 場合、
それぞれの印刷(又はラベル貼付)の位置(間隔)には何かルールがあるのでしょうか?
(両間○○センチ以上離して・・・・・など)
逆に、やってはいけないルールはあるのですか?
(○センチ以上間をあけないと、読み取れない、エラーが起き易い・・など)
回答お待ちしております。宜しくお願い致します。
●質問の答え ●上下に併記する場合は問題ありません。
●左右に併記するときは、
ITFには通常ベアラバー(周囲の枠)が付いていますが、
UPCのクワイエットゾーンがこれにかからないようにしてください。
ベアラバー付きのUPCの時は、それがダブらなければよろしい。
ベアラバーがないときはバーの左右の端が、
ITFのベアラバーまで、
倍率により次の値以上あけてください。
倍率×0.33×11ミリ(これがUPCのクワイエットゾーンです)
●UPCの表示位置には制限はありませんが、
コンベア上で自動読み取りするためのITFの位置は
次のように決められています。
下辺のベアラバーの上からケースの底辺まで・・・・32±3ミリ
左右のベアラバーの端からケースの端まで・・・・・・19ミリ以上
●質問「24」 夏休みの自由研究にとバーコードを取り上げて、御社のHPにたどりつきました。
私どもは今、アメリカ、ミシガン州Ann Arborに住んでおります。
発祥についての項で、”クロガー”と”ケロッグ”が同じスペルで、同一会社とのことですが、 家の近くにあるオハイオに本社のあるグロサリーストア名は”クロガーKroger",ミシガンバトルクリークに本社のある日本でも有名なシリアルのメーカー”ケロッグKellogg"は全く別の会社です。スペルもまったくちがいます。
Krogerのホームぺージに1972年にスキャナーでの精算を試験的に 始めたとの記載がありましたのでそれ以前にバーコードらしきものが 開発されていたのでしょう。
定かではありませんので、ご自身でご確認願います。
アメリカの桁数が日本のものより少ないので、各国で異なるかと思いましたが 2005年までアメリカカナダは統一されないとの事には驚きました。マイル、 ポンド、オンス、ヤードなど日本と全く異なる単位にようやく慣れてきました が、 大きい国だけに変換は大変なのでしょう。●質問の答え ●ケロッグとクロガーのこと、現地の事情に不案内で、国内の資料だけを見ておりました。
ご忠告有り難うございました。>
●バーコードの発祥については、1940年代の終わり頃フィラデルフィアにあるDIT(ドレクセル・インスティテュード・オブ・テクノロジー)の機械工学の教授ジョー・ウッドランド氏と同じく電気工学の教授バーニア・シルバー氏が共同で研究に当たり、1948年10月20日に特許申請したのが始まりといわれます。
このシンボルは今の形でなく、丸い標的に似た形のもので、牡牛の目「ブルズ・アイ・コード」と呼ばれています。
この発明から20年程後にRCAコーポレーションがこのブルズ・アイをスーパーのチェックアウトシステムに用い始めたというのが、御説のクロガーの採用の始まりではないでしょうか。
前述のウッドランド氏が1970年代のはじめにIBMのエンジニアリング・マネージャーとして活躍し、IBMのバーコードとして開発して実用化したのがUPCのシンボルとして採用されたのです。
●コンピュータの普及に伴って、1970年代にはいろんな企業などがバーコードの開発に取り組み、CODABAR、CODE−39、2of5など現在使われているシンボルが数多く開発されました。日本でもUPCを土台にした松下電器のコード、CODABARを手本にした三菱コードや2of5に手を加えたNECのコードなど、数多く発表されましたが、このうちNECの2of5だけがCOOP(生協)に採用され生き残ったようで、他はすべてアメリカ製のシンボルに吸収されてしまったようです。
●昨今は二次元コードの開発競争が激しく、特にアメリカと日本で開発の競り合いをしています。
アメリカから見て、漢字圏の日本などは眼中にないようで、その点、漢字のエンコードが出来る二次元コードでは日本が開発したQRコードなどがいろんな企業に採用されていて、将来、漢字圏の中国などアジア圏にも市場を持つことが出来るのではないかと心強く思っています。
※二次元コードについては、ホームページのリンク集からご覧下さい。
●質問「25」 バーコードのフラグとは、どうやって決めているんでしょうか?
●質問の答え 国際EAN協会(International Article Number Association of EAN)が加盟国に割り振っています。
EANがヨーロッパ諸国だけで最初に設立されたとき(当時はEuropian Article Number と呼んでいましたが)の加盟国には、まだ加盟国の数が少なかったので、2桁のフラグが複数ずつ与えられていましたが、その後加盟国が急増したため、メーカーが少ないと思われる発展途上国などには3桁のフラグを与えてフラグの数不足に対処しています。
日本のフラグ「49」は、先進国の英国の「50」よりも前の番号を、という意気込みから選ばれました。
POSシステムには関係ないような発展途上国にもフラグが与えられていますが、国内のPOSシステムは持たなくても、たとえば海産物や鉱物資源などを輸出する際にはGTIN(Gloval Trade Item Number=国際取引上の統一商品コード)としてEDI(電子商取引)には統一商品コードが必要になるので、発展途上国といえどもフラグが必要になるわけです。
詳しくは「用語事典/フラグ」を見てください。
●質問「26」 はじめてメールさせていただきます。
現在、国内の商品(ホームシアター向けプロジェクタ)の販売に関してJANCODE−39の併用をしております。
米国向けに関しては、現地法人がありますのでUPCコードを取得してもらいCODE−39との併用をする予定です。
その他の地域への販売をする場合、JANとCODE−39の併用で問題ないのでしょうか?
欧州の場合、EANを取得する必要があるとも聞いていますが、現地法人がなくても取得する方法があるのでしょうか?
それとも、EANの代用としてJANで通じるのでしょうか?●質問の答え EANはグローバルに通用する国際規格でその内の国コードが45・49のものを我が国ではJANと呼んでいるものです。
JANはEANの代用ではなくて、JANはEANの中の一部と考えてください。
従って(2005年までは)アメリカ・カナダを除く全世界で通用しますから、改めて国別にEANのメーカーコードを取得する必要はありません。
ただし、2005年にUPCがEANに統合されるまでは、アメリカ・カナダ向けだけはUPCのメーカーコードを取得してこれを付ける必要があります。
●質問「27」 はじめまして。 突然のメールで大変失礼致します。
御社のHP,大変興味深く拝見させていただきました。
携帯端末に関する仕事をしておりますが、携帯端末の画面上に表示されている金額のバーコードを(コンビニエンスストアなどのレジの)スキャナで金額を読み取る事は可能でしょうか?
お忙しいところ大変申し訳ございませんが,もしお時間がありましたらご返答頂ければと思います。●質問の答え 結論から言いまして、不可能です。
スキャナはそれから出す630ナノメーター前後の赤色光の反射光を読み取って認識しますが、携帯端末の液晶画面からははっきりとした白黒の反射は得られません。
残念ですが、他の方法を検討してください。
バーコードは読み取ることは出来ませんが、最近はコードを「画像」として読み取る「二次元コード」の端末機からの読み取りが進められ、劇場などのチケットとしてなど実用化が進んでいます。
●質問「28」 こんにちは。前回にも、質問させていただいて、いろいろな事がわかりよかったんですが、今回、雑誌のことで質問します。
小説、絵本には、バーコードが2つあり、しかも、はじめが9784のものと、192
のものとがありますが、雑誌には、バーコードが1つしかなく、しかも、アルファベットのtで始まるんですが、もしそれにも意味があれば、教えて下さい。
お忙しいとは思いますが、どうかよろしくお願い致します。●質問の答え まず、書籍のバーコードは日本図書コード管理センターがISBNを基準として管理しているコードです。
これとは別に雑誌のバーコードは、雑誌の取次店経由で販売されるものについては取次店の東京出版販売(株)雑誌仕入部取次店を経由しないローカルの雑誌や小口のものは、共通雑誌コード管理センターが管理しています。
雑誌と書籍ではライフサイクルの違い、返本システムの違いなどにより、管理体制が全く違います。
出版物は準恒久的なライフサイクルがあり、雑誌の場合は月刊誌で最高1ヶ月の命です。
書籍・雑誌はおおむね委託販売の形を取っているので、新刊書の配布の仕方、返本の仕方が根本的に異なることから、同じ出版業界といってもその扱いが変わってきます。
●まず、雑誌のコードに「T」が付いていることについてお答えします。
バーコードが付けられるようになる以前から、出版物は「OCR(Optical Character Recognition = 光学的認識文字)」を印刷し、個のを読み取って管理していました。
その後にバーコードで管理するようになりましたが、その文字がJANのコードに準拠しているということを示すために、頭に「T」が付けられているのです。
この形を「OCR−JAN併記」といいます。
出版物の他、家電製品、スポーツ用品、玩具なとが、同じ経緯でバーコードが付けられるようになったので、これと同じ形を取っています。
これは一時期バーコードとOCRのどちらのスキャナも併用されたためですが、現在ではほとんどがバーコードだけで読み取っています。
●共通雑誌コードのコード体系についてはホームページのJANのところをご覧下さい。
http://www.n-barcode.com/hp2/toshositsu/syurui/seed/jan.html
3けためが「0−6」のものは取次店経由、3桁目が「8」のものは取次店を経由しないものです。
●質問「29-1」 バーコードは、世界共通なのですか?
たとえば、バーコードのついている日本の商品は、海外でも認識されるのですか?
国番号がついているのですから、その商品(品目)単体のコードということになるんでしょうか?
もしそうだとすると、バーコードある商品が流通する場合、登録する必要が出てくるように思いますが、どのようにして入力するんですか?
海外のものが、日本で流通する場合も同じですか?
教えていただければ幸いです。●質問の答え バーコードにもその用途などによって様々な種類のものがありますが、
http://www.n-barcode.com/hp2/toshositsu/syurui/index.html 参照
ご質問のバーコードは商品に付いているJANコードのことと思います。
一般にJANコードと呼ばれているバーコードは、国際的な組織である「国際EAN協会」が決めた「統一商品コード」をバーコードにしたもので、世界共通です。
(ただし、2005年まではアメリカ・カナダは別になっています。)
●フラグ
http://www.n-barcode.com/jiten/hu.html 参照
最初の2−3桁は国を表す番号で、これはEAN(International Article Number Association EAN = 国際EAN協会)が国ごとに割り振っています。
日本のフラグは49と45です。
●メーカーコード
フラグの次にくるのは5−7桁の商品メーカーなどに与えられたメーカーコードです。
メーカーコードは、日本では元通産省の外郭団体の流通コードセンターが、外国でもこれに近い団体が決めています。
●商品アイテムコード
残りの5−3桁は商品メーカーなどが自由に付ける番号です。
必ず1つの商品に1つ、ダブることがないように付けます。
●チェックデジット
最後の1桁は読み間違い防止のための数です。
こうして付けられた番号を一般に「EANコード」といいますが、国によって日本の場合はJAN(Japanese Article Number = 日本の商品番号)韓国ではKANなどと呼び、ヨーロッパではEAN(European Article Number)と呼んでいますが、すべて同じルールで作られた、世界共通の番号です。
アメリカ・カナダでは今のところ桁数などの関係で、UPC(Universal Product Code)しか使えませんが、2005年にEANに統一されることになっています。
こうしたグローバルなルールで作られた「統一商品コード」という番号をバーコードで表して商品に表示したのが、JANシンボルなどと呼ばれるバーコードです。
●このように「統一商品コード」は一つの商品などに一つずつ付けられた番号で、この番号はバーコードにしてスーパーなどのPOSレジで利用されるだけでなく、国内・国際を問わず電子商取引に利用されるデータベースになっています。
これを「GTIN = Groval Trade Item Number =国際取引商品番号」といいます。
ですから、スーパーなど関係のない様な発展途上国でも、海産物や鉱物資源などにもこの番号を付けて、電子商取引などで利用しなければならないわけです。
●折角ですから、ホームページのアチコチ散歩をしてください。
※少しくどい回答になりましたが、不明な点があればまたメールを下さい。
●質問「29-2」 早速のお答えありがとうございました。
現在既につけられているバーコードについては、輸入商品についても、その数字(バーコード)を変えることなく流通させることができるわけですね。
もうひとつ質問です。
海外の商品を扱う場合、その商品にバーコードがついていなければ、メーカーにつけさせなければいけないということになりますか?
輸入業者がつけることもあるのでしょうか?
輸入業者がつけるとなると、その輸入業者はその申請をどこにするのですか?
●質問の答え 輸入業者が付ける場合は「ベンダー・マーキング」といいます。
先のお答えでメーカー等といいましたが、輸入業者もメーカーと同じ扱いになります。
この場合は輸入業者のメーカーコードを申請して貸与して貰ってください。
手続きはお近くの商工会議所が流通コードセンターの代理業務をしていますから、商工会議所に出向いて、まず「JANメーカーコード利用の手引き」という冊子を買ってください。(税込み1,200円です)
これに申請書の用紙が付いていますから、これに記入・捺印して提出してください。
約10日でメーカーコード貸与の通知が送られてきます。
メーカーコードが決まったら、商品アイテムコードをダブらないよう自由に付けて、印刷業者などに印刷させ、商品にラベルなどを貼ればよいわけです。
※弊社はそのバーコードの印刷原版制作が本業ですから、その時点でご利用下さい。
輸入ワインなどにこのベンダーマーキングされている例が多いようです。
参考にしてください。
メーカーコードの管理料は年商によって異なりますが、通常3年間で21,000円です。
手続きについて詳しくは「関連リンク集」の流通システム開発センターにリンクして見てください。
●質問「30」 こんちわ!
私達は、自由研究で、バーコードについて調べています。
そこで、質問します。
バーコードの、読み取り方法を、おしえてくらさい!●質問の答え 大変難しい質問ですから、子供さんにも分かるように順を追って説明しましょう。
●第1段階
コンピュータは「0=ない」と「1=ある」の2つの言葉だけで動いています。
文字もこの0と1の2つだけの組み合わせで出来ています。
例えば数字の「7」は
111 になります。(これを二進数といいます)
漢字の「今」は
0101110 1100010
というように、0と1の組み合わせになっています。
(これを情報交換用漢字符号といいます)
●第2段階
パソコンで「7」のキーボードをたたくと、「7」という文字が直接入る(入力)されるのではなくて、111 という信号になって入力されます。
「イ」と「マ」のキーをたたいて「今」と変換してリターンを押すと、同じように01011101100010という信号になります。
このようにコンピュータは「0」と「1」の信号しか受け付けないのです。
●第3段階
バーコードは黒い線と白いバックから出来ています。
商品に付いているバーコード、JANコードの後ろ半分にある「7」のバーは、黒白白白白黒白 で出来ています。
(一番細い線を1モジュールといって、白白白白はその4倍の白いところという意味です)
これをスーパーなどのレジスタで読み取りますと、1000010 という信号になります。
この信号をいったん「デコーダ」という回路を通して、「7」の二進数111
に翻訳(ほんやく)してコンピュータに入力しているのです。
デコーダとは暗号になっている記号を翻訳する回路です。
●第4段階
商品に付いているJANコードは全部で30本の黒い線と29本の白い線で出来ています。
黒い線2本と白い線2本で1つの数字になっています。
レジスタの読み取り機は、この合計4本ずつの白・黒の線15組を読み取って、これをデコーダで数字の記号に変えてコンピュータに送っているのです。
●第5段階
15組のうち3組は「これから始まりますよ」「ここが真ん中ですよ」「ここで終わりですよ」という線の組み合わせです。
残りの12組で13桁の数字を表すのです。
どうして12組で13桁を表せるかは難しいですから省略しますが、これはお父さんに「バーコードの種類」「EAN」のページを見て貰って教えて貰ってください。
●おわりに
今日はここまでにしておきましょう。
この後、読み取ったバーコードがどのように使われるかはホームページ・トップの「バーコードのお話」を見てください。
また他に質問があればメールを下さいね。今度は学年を教えてください。
夏休みも後わずかですが、頑張って自由研究をしてください。
●質問「31」 突然のメールで失礼します。
僕たちは今課題研究でバーコードについて調べている高校2年生です。
バーコードの数列の一番最後についているチェックデジットを求める計算式の意味を教えてください。
(どうしてモジュラスで割るのかやウエイトとは何かなど)
よろしくお願いします。●質問の答え ●お答え
チェックデジットとはCHECK(検査)DIGIT(数字)のことで、コンピュータに誤った数値を入力するのを防止するための重要な数値です。
チェックデジットが入っているのはバーコードに限らず、例えば銀行の通帳番号・クレジットカードの番号から、免許証番号など、重要な数列(アルファベットも含みます)などには必ず入っているもので、これは「偽造防止」や「誤読防止」などに役立っており、こういった重要なアプリケーションではこのチェックデジットが合致しないとコンピュータへのデータ入力が拒否されるようになっています。
モジュラス(係数)やウエイト(重み)の意味についてはホームページの「チェックデジット」のページを見てください。
ここに商品に付いている「JANコード」のチェックデジットについて解説してあります。
これは「モジュラス10/ウエイト3・1」のチェックデジットの一例で、これの他書籍のISBNコードのモジュラス11とか、バーコードの種類と、アプリケーションによって様々な計算方法があります。
いずれもそのアプリケーションが定めた計算式によるチェックデジットと異なるものは入力できないようになっています。
もっと詳しく調べたい場合は「バーコードはやわかり」に詳しく解説していますから、お小遣いが許せば購入してください。ここでは述べ切れませんから。
又はファックスがあれば関連のページをお送りしますから、ファックス番号を教えてください。
コンピュータをお使いでしたら、ホームページの「チェックデジット計算ソフト」をダウンロードして計算を試してみてください。
●質問「32」 こんにちは。
私は、小学校の5年生です。
今回教えていただきたいのは、何故バーコードには、13桁と8桁があるのかです。たとえば、同じメーカーの商品で13桁の商品と8けたの商品があります。私は、どちらか1つでいいんではないかなぁと思うんですが、何故に2つあるか教えてください。
お忙しいとは思いますが、よろしくお願いします。●質問の答え ●お答え
お父さんのたばこ、お母さんの口紅、史織ちゃんの好きなチューインガムなど、商品のパッケージ(箱など)が小さなもので、13桁のバーコードを印刷するスペースがないものに付けるのが8桁のバーコードで、13桁のものを「標準バージョン(型のこと)」というのに対して8桁のものを「短縮バージョン」といいます。
13桁の場合、0.8倍という一番小さいもので左右の幅が
左右の白いところも含めて約30ミリ必要ですから、商品名や説明などを印刷するとこのスペースがなくなる商品があり、これには特別に短いバーコードのメーカーコードを登録して付けているのです。
※縦の高さは10ミリ程度あれば読むことが出来ます。
そのかわり、アイテムコード(商品の番号)は13桁の場合5桁−3桁あって1000種類から10万種類の商品に番号が付けられますが、8桁の場合は1桁しかありませんから、一つのメーカーコード(会社の番号)で10個の商品にしか付けられません。
鉛筆・ボールペンや消しゴムなどの文房具などには幅が30ミリ以下の小さなバーコードが付いているものもありますが、これは文房具屋さんなどの手持ちの読み取り機(ハンドスキャナといいます)だけで読みとれるので、
スーパーのレジスタなどでは、一番小さい0.8倍というバーコードでも先にいった幅が30ミリ(前後の白いところも含めて)ないと読みとれません。
自由研究も大変ですね。
もうすぐ新学期が始まります。頑張ってください。
●質問「33」 バーコードでJIS B 9550とはなんですか。
またOCRシンボルでJIS Bフォント、レンジYY、サイズIとはなんですか。●質問の答え ●JIS B9550 について
このJIS(日本工業規格)は1985年に JIS X 0501 に改正された「共通商品コード用バーコードシンボル」、いわゆるJANシンボルに関する日本工業規格です。
詳しくは日本規格協会発行の「JISハンドブック・情報処理・ハードウエア編」
をご覧下さい。
●OCRシンボルについて
OCR (Optical Character Recognition = 光学的文字認識)についてはJIS X 9001 光学的文字認識のための字形(英数字)で規格化されています。
OCRには、2つの種類があり、宝くじなどに付いている「OCR−A」と正式なバーコードについている「OCR−B」があります。
「レンジY」というのはスポット(文字スペースの中の汚れ)についての規格で、細かい計算は省略しますが、X=1.65、Y=0.70、Z=0.75です。
「サイズ I」というのは光学的に読み取るために定められた寸法の規格で、
(1)の場合 幅1.40 高さ2.40ミリ
(2)の場合 幅1.52 高さ3.20ミリ
(3)の場合 幅2.10 高さ3.60ミリ です。
書籍や雑誌に付いているOCR文字がサイズ?Tで、文字の中心から中心までが1/10インチと決められています。
詳しくは上記の書籍をご覧下さい。
●質問「34」 突然のメール、失礼します。
デザイン会社の者です。
Yahoo検索でいろいろな関連企業さんののHPを知り、
中でも御社が一番親切そうだったので甘えさせていただこうと思い、メールいたしました。
バーコードの下についている数字のことです。
あの書体は、決まったものなのでしょうか?
あの通りでなければならないのか、それとも、似たような書体※で、等間隔で並んでいれば読み取れるのでしょうか。
誰に尋ねたら良いか分からず困っておりました。
ずうずうしく、大変申し訳ありません。ご回答をよろしくお願いいたします。
●質問の答え JIS規格では「OCR−Bフォント」と決められています。
ところがオマケや市販のソフトではこのフォントを搭載していないものが殆どでどのパソコンでも搭載しているヘルペチカなどで適当なレイアウトで出力されるものが多いようです。
ところで、この数字の役割はバーコードが何かの原因で読めなかったときに、「目視」して手入力でポスレジなどに打ち込むためのもので、バーコードの機能そのものとは関係ありませんから、実用上はどんなフォントでも、どんな並び方でもよいわけです。
ただ、商品の顔の一部とも言えるものですから、デザイナーさんとしては一目で正規のものでなく、「安物のソフトで出した」と分かるものは使わない方がクライアントの権威を守れて親切と思います。
ちなみに、このようなデタラメなソフトで作ったものが出回っているのはバーコードの利用が進んだ我が国だけで、欧米や、発展途上の中国などでも殆ど正規の規格のものが使われているようです。
●質問「35」 私は○●産業(株)のAと申します。
バーコードの件で質問がございます。
ご返事頂けましたら幸いです。
弊社で取扱う商品は約16、000アイテムにのぼります。
JANコード、短縮JAN、UPCがあるのですが、ディジットチェックをしたところ、エラー(?)になるバーコードが数アイテムございます。
(モジュラス10ウェイト3・1でチェック)
理論上のチェックディジットと実際のチェックディジットと異なっていても、流通コードセンターにバーコードを登録することに問題はないのでしょう か?
( 具体例 )
4981979053439・・・・・・CD=2が正解?
4991900604062・・・・・・CD=0が正解?●質問の答え ●正しいチェックデジットで登録してください。
どういった経緯で間違ったバーコードが作られたのか分かりませんが、チェックデジットはコンピュータへの誤入力を防止するために重要な役割を果たしていますから、このように間違ったチェックデジットが付いているとポスレジをはじめどの読み取り機器でも読み取られず、またJICFSでも受け付けられません。
JICFSに登録する際にも正しいチェックデジットに訂正して登録してください。
バーコードをパソコンソフトで出力されている場合は、必ず正しいチェックデジットが出力されるはずで、このように誤った番号がでるようでしたら、少々経費がかかっても信用のあるソフトと入れ替えてください。
もし印刷業者などが間違ったものを作っていた場合は印刷し直させるのが一般的です。
●質問「36」 はじめまして、突然の質問を失礼いたします。
ふと、思い浮かんだ疑問なのですが、バーコードを読み取れる人間ているのでしょうか。
バーコードリーダー並みでギネスブックとかに載ってしまう人。
ご存知でしたらで結構ですが、お教えください。
馬鹿な質問と思われるでしょうが、どうぞよろしくお願いします。●質問の答え ●お答え
残念ながらそんな人を聞いたことがありません。
けれども商品に付いているJANコードなら30通り(一つの数について左側奇数・偶数と右側偶数各パリティ)の2本の組み合わせを暗記できる、優秀な記憶力の持ち主でしたら簡単に読むことが出来ると思います。
是非ギネスブックに挑戦してみてください。
テレビ番組の「超人」か何かに挑戦したらいかがですか。
バーの組み合わせについては「バーコードの種類」のページを参考にしてください。
●質問「37」 私はバーコードリーダを使ったプログラム開発に 現在携わっているのですが、バーコードの基本的な知識がないため、大変苦労しています。
そこで質問なのですが、主に中心となるバーコードはEAN-128というバーコードの種類のようなのですが、バーコードによってあらわされている数字の長さはつねに一定なのでしょうか?
HPを拝見したところ、13桁の数字が羅列してあり、これが、一定なのか疑問に感じたのです。
それと、俗に商品のバーコードとあと、LOT番号のようなバーコードが付随しているものがありますが、これは各販売会社によって、異なるのでしょうか?
もし、一定の規格というようなものがあれば、教えていただきたいのです。
突然、メールを差し上げて、このような質問はぶしつけかとは思いますが、お時間の空いたときでかまわないので、お返事をお待ちしております。それでは、よろしくお願いします。●質問の答え ●お答え1
13桁に固定されているのはEAN(我が国ではJAN)コードです。
これは商品に表示して流通用に利用されるもので、13桁(標準バージョン)と8桁(短縮バージョン)があります。
EAN−128は頭に付けたA.I.(アプリケーション識別子)を利用していろいろの情報を盛り込むことが出来る最新のバーコードで、国際物流には欠かせないものになってきています。
桁数は盛り込む内容によって変わります。
「用語事典/A.I.=アプリケーション識別子」をご覧下さい。
●お答え2
商品のバーコード(JANコード?)の後に……という意味が分かりませんが、電器製品などには品番やロット番号などをCODE−39などで上下に併記しているものが多いようです。
これには一定の規格というものはなく、各社ごとに自由に使用しています。
これとは別に3桁又は5桁で価格や発行月などを表示しているUPC−add−onバージョンがありますが、我が国では余り見かけませんが、2005年から「共通雑誌コード」に13桁+5桁のものが使用される予定です。
●「バーコードの種類」「用語事典」のページをもっとゆっくり散歩してみてください。
大抵の質問にお答えできるはずです。
これらを系統的に掲載した「バーコードはやわかり」のご購読もお奨めします。
●質問「38」 バーコードについて調べていて、このサイトを見つけたのですが・・・
さいきん、情報誌などでホームページなどのURLをバーコード化して、リーダーで読み込めば、URLを入力せずにそのサイトなどに行けるというものがありますが、その、URLバーコードというものは、これまでのバーコードなどと同じように作れるものなのでしょうか?●質問の答え お説のものは二次元コードの一種の「CPコード」のことと思います。
CPコードはまだ特定の業界規格にはなっておらず、国産の「発展途上二次元コード」ですが、10×8ミリの中に英数字で200桁前後がエンコードできます。
何よりも魅力的なのはそのスキャナが安いことで、一般の二次元コードスキャナが十数万円するのに対し、1万円以下で入手できるようで、パーソナルユースとして最適と思います。
二次元コードそのものは普通のレーザープリンタやインクジェットプリンタで簡単に普通紙にプリントすることが出来るようで、パソコンへの自動入力手段としてURLのパソコンへの入力以外にもいろんな用途を開発すると面白いでしょう。
詳しくは「株式会社 アイコニックス」のHP
を見てください。
問い合わせの電話は 06−6339−1400
ファックスは 06−6368−2266 です。
ユニークな利用方法を開発できたら、
是非教えてください。
●質問「39」 現在、大学の通信教育で学生にレポートを書かせており、レポートを提出させております。
通信教育なんで、科目も多く、生徒の数も多いという状態です。全国から送られてくるレポートを手作業で種分けしており、管理・整理に大変手間が掛かります。成績にも影響するのでコンピュータに入力する作業もあります。そこで、バーコードを活用したいと考えており、何とかならないものかと考えております。各科目には、科目コードがありそれをそのまま活用したいと考えております。
<例>
科学(科目コード088)といった感じです。
現在、CODE39と言う方向で5桁のバーコードで考えているのですが可能でしょうか?
そして、印刷物に載せたいのですが、紙の下地の色が薄いピンク色なんですが読み取りには影響がないのでしょうか?
大きさには規格があるのでしょうか?内部でしか使わないので何処まで小さくできるのでしょうか?●質問の答え ●お答え
薄いピンク地に墨刷りなら読み取りには十分です。
5桁の CODE−39 の最小サイズは
横幅が 約20ミリ 縦幅は 5ミリ程度です。
●ご提案
バーコードの利用は以前から添削学習などに利用されています。
さて、どこまでの活用をお考えなのかが問題です。
ただ科目別の仕分けに利用するだけなら、5桁のバーコードで十分でしょうが、これを自動仕分け装置で仕分けするようにしなければ、目視の仕分けと余り手数が変わりません。
そこでご提案ですがレポート提出者のIDこーどまで含めた二次元コードの利用はどうでしょうか。
受講の学生に、あらかじめ科目・レポート回数・学生番号などを入れてプリントした学生個人ごとの「二次元コードのシール集」を配布しておき、レポートにこれを添付して提出させれば、レポートの仕分けから学生一人一人の成績管理まで、一貫して活用できるのではないでしょうか。
この個別のシール集は通常のレーザープリンタで簡単にプリントすることも出来ますし、サイズも5ミリ角あれば十分です。
※ご希望でしたらそのシールのサンプルを制作します。
二次元コードのプリント、読み取りについてはお近くにオーソリテイがいますから、これにご相談下さい。
アイニックス株式会社 平本純也
東京都目黒区大橋1−6−2
TEL.03−5728−7500
よりよい活用方法を指導してもらえると思います。
●質問「40」 お世話になります。
御社のHPを拝見させていただき、ご質問させていただきます。
http://www.n-barcode.com/hp2/toshositsu/syurui/seed/upc.html
上記ページにプライスチェックデジットの記述がありますが、
このプライスチェックデジットの計算方法はどのようになりますか?
御社の”バーコードはやわかり 第三版”を購入させて頂いておりますが、
もし、この第三版に記述がされていれば教えて頂きたく思います。
また、記述されていなければ、どのような計算方式になっているのか
ご教授お願いしいます。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。●質問の答え ●お答え
●ステップ1
プライスの桁をP1,P2,P3,P4としとしますと、
P1,P2にはウエイト「2−」、P3にはウエイト「3」、P4にはウエイト「5−」を掛けます。
ウエイト「2−」は、2を掛けて、その積が2桁になった場合は10の位の数を積から除します。
ウエイト「3」は3を掛けた積の数値です。
ウエイト「5−」は、5を掛けて、その積が2桁になった場合は10の位の数を積から除します。
●ステップ2
こうして出した積の下1桁を合計します。
●ステップ3
ステップ2の結果を3倍します。
●ステップ4
ステップ3で出た数の下1桁がプライスCDです。
仮にP1,P2,P3,P4を5,6,7,8としますと
5×2=10 10−1=9
6×2=12 12−1=11
7×3=21
8×5=40 40−4=36
9+1+1+6=17
17×3=51
従ってCDは「1」になります。
UPCは最初のPOS用バーコードとしていろんな用途に使われたので、今から考えるとその場その場で手の平を当てたような決め事が使われ、とてもややこしいですが、
今は殆ど使われないこのような約束事も次のアプリケーションなどの参考になるのではないでしょうか。
●質問「41」 ITFバーコードと個装用のバーコードの二つを
印刷(貼付)する場合について教えて下さい。
(1)デザインの関係により、必ずも併記させなくてもいいのでしょうか?
例えば、個装用のUPCは長側面へITFは短側面へ・・という風に
(2)バーコードを併記させる
(UPCとITFを同側面に上下で並べて併記させる、のような)ことのメリットというのはあるのでしょうか?
お忙しいところ恐れ入りますが回答をお待ちしております。
宜しくお願い致します。●質問の答え ●お答え(1)
段ボールケースなどの集合包装へのJAN(UPC)の表示は標準物流シンボル(ITF)が規格化される以前からコンビニエンスストアのセブンイレブンが商品の入(出)庫管理に利用していたものです。
また大型家電商品などのJAN(UPC)表示にも段ボールケースであるために同じような形で表示されてきました。
セブンイレブンはJANコード・JANシンボルを我が国で初めて全面的に採用し、在庫管理やPOS(販売時点情報管理)に利用してきたのです。
そういった歴史から、集合包装のJANシンボルはハンドスキャナで読み取ることを前提としていますから、その表示は(底面を除いた)読みとれる位置ならどこであってもよいわけです。
一方これより後ダイエーを中心としてに規格化された標準物流シンボル(ITF)はロジステクス(物流)の合理化のために、生産工場から物流倉庫、小売店の受け入れ倉庫などまで、原則としてコンベア上で自動的に読み取って、ロケーション(格納場所の選定)からピッキング(必要な商品の選択)、宛先別の自動仕分けなどの流通段階での自動化とともに、出入庫・在庫管理などまでを自動化するために規格化されたもので、自動読み取りのためにその表示位置が定められています。
標準物流シンボル(ITF)は原則として長側面に表示することになっています。
この間の情報の流れについては「標準物流シンボル」のページをご覧下さい。
●お答え(2)
以上の点をご理解いただけば、JAN(UPC)とITFを併記することはデザイン的な要請のみによることがお分かりと思います。
●質問「42」 突然のメールで申し訳ございません。弊社は、合成樹脂原料販売業を営む会社です。
早速ですが、バーコードの占有権についてお尋ねしたいのですが・・・。
ある事業者が誰でも作成できる包装資材についてJANコード登録をしており、大手スーパー、百貨店にその包装資材を供給しております。
弊社が安く良い商品を開発しても、各スーパー、百貨店のコンピュター登録等の変更を余儀なくされ店舗数等から勘案しても不可能であります。
また、大手スーパー、百貨店からも安く良い品を仕入れたいがコンピューター登録等が問題で切り替えることは不可能で困っているという相談を受けます。
弊社としては、自社のマーケットシェアもさることながら、大手スーパー、百貨店の問題解決をもしたいとかんがえております。
そこで、そのコードを使用して、使用料を支払うことも考えているのですが、それは可能なのでしょうか?
また、JANコードの占有権とは絶対なものなのでしょうか?●質問の答え ●お答え
まず理解して頂きたいのは、JANコードというのは「メーカー又はディーラーの番号」と「製品の番号」で構成されています。
この番号は、この商品の場合、出・入庫から在庫管理、さらには商品の仕入れの際の「EDI(電子受発注)」まですべてに使用される番号です。
従って、他のメーカーのJANコードを借りたとすると、EDIの注文はすべてそのメーカーのその値段でそのメーカーに行ってしまうことになります。
ですから、たとえ使用料を支払ったとしても他のメーカーの番号を借りることは出来ません。
御社の製品には御社のJANコードを付けなければなりません。
スーパーや百貨店が「ある日突然変更するのは不可能」というのは理解できません。
何かの事情で御社の製品が採用しにくい為の言い訳にすぎないと思われます。
これらの店で販売する商品については毎日多数の新製品を仕入れているはずで、それらの新製品のJANコードは日々追加されて販売されているはずです。
販売の対象外の包装資材にしても、これと同じように「新資材」として登録してもらえるはずです。
スーパーや百貨店などはチェーン組織になっているはずですから、その本部の仕入れ担当部署で新しく仕入れる資材として御社の製品の番号を登録して貰えば、店舗の数など問題なく一括処理できるはずです。
まして、資材の購入は店舗毎にするものとは通常考えられません。
以上の理由から、御社製品の購入を渋っている原因はJANコードの登録云々以前の問題ではないでしょうか。
あるいは御社が全面的に御社の製品に乗り換えるようお話をされたためかも分かりません。
安価で使いやすい「新しい資材」として採用されるよう、交渉されてはいかがでしょうか。
●質問「43」 お世話になります。
このたび、私どもの会社で製品コードをつけようということになり、アルファベットと数字を組み合わせた形が一番製品の認識がしやすいということになりました。
ちなみに、弊社では麻酔の針を製造・販売しております。
パッケージ、滅菌しての完成品としての販売(国内へ)、とバルク,未滅菌でOEMベースで販売(主に海外へ)の二通りがあります。
将来的には,バーコード化をしなければならないとも考えているのですが(実際に海外のバイヤーさんより、バーコードラベルをつけてほしいとの要望もありました。)
しかしながら、バーコードの知識がまったくありません。
もし、製品コードを数字だけの形にするとそのままバーコードの一部として使えるものなのでしょうか? それとも製品のコードとバーコードとは全く別のものとして考えてよいのでしょうか。
とても的外れな質問をしているのかも知れませんが、そのへんのアドバイスをいただけると今後の方向を、決定するのに大変参考になります。
どうぞよろしくお願いいたします。●質問の答え ●お答えが大変遅くなりました。
初歩的で基本的なご質問ですから、大変難しく、お答えに手間取りました。
●バーコード利用の第一段階
御社の社内での生産・在庫管理などやディーラーさんや国内・外の出荷先での入・出荷・在庫管理などだけの御社の流通経路だけにバーコードを利用しようとするなら、
「メーカーが判別出来る」品番の表示だけでよいでしょう。
この場合はアルファ・ニューメリックが表せるCODE−39を使うのが一般的です。
表示を希望されているバイヤーさんと表示方法を打ち合わせて表示されるとよいでしょう。
●バーコード利用の第二段階
上記の品番表示は「分類コード」(用語事典参照)ですから、商品そのものがすぐに分かり、この商品の流通ルート内だけでは便利に理解されて通用しますが、そのルート外では通用しません。
将来に亘って「EDI(電子受発注)」にも利用しようとすれば、EAN(JAN)コードを付けて一緒に表示することをお薦めします。
商品流通の国際化を視野に入れて、すべての商品に「GTIN=グローバル・トレード・アイテム・ナンバー」を付けて国際商取引に利用しようというのがコンピュータ時代の趨勢です。
JANは「識別コード」(用語事典参照)ですから、商品の品番などを表示することは出来ませんが、商品一つ一つにメーカーコードとアイテムコードを付けておけば、グローバルに通用してEDIに利用出来ます。
この際、この両方を併記されておくことをお薦めします。
コンピュータの周辺機器や家電製品などにはこの併記がされていますから、一度電器屋さんなどで調べて参考にしてください。
●バーコード利用の第三段階
(財)医療情報システム開発センターが医療材料などのデータベース化と、それを表示するUCC/EAN−128というバーコードの標準化を検討しています。
このバーコードには上記のJANに加えてロットナンバーや入り数、使用期限など、
その商品のあらゆるデータを盛り込むことになり、いずれは薬品メーカー・資材メーカーともメーカーからこれを消費する医療機関までこのフォーマットで統一して管理することになります。
これについて詳しくは(財)流通システム開発センター
TEL.03−5414−8505
に問い合わせてください。
●折角バーコードを付けようとされるのですから、世界の趨勢や将来の御社の販路なども見越して考えられるようお薦めします。
●質問「44」 作ったところが外国で、売っている場所が日本だとどういうバーコードになるんですか?
バーコードの読み取り方のシステムは?●質問の答え ●お答え 1
2005年まではアメリカ・カナダを除いてPOS用のバーコード(日本ではJANコードと読んでいますが、世界ではEANといいます)は世界共通です。
(アメリカ・カナダも2005年には共通になります)
ですから、例えばワインの場合、日本で売っていてもフランスのバーコードが付いていれば、スーパーなどのレジではそのまま通用します。
このごろ多い中国製の電器製品など日本のメーカーが外国に生産を委託しているものの場合は委託したメーカーのバーコードを付けているようです。
生産地でその国のバーコードを付けていない場合は輸入した商社などの業者がバーコードを付けます。
これをベンダーマーキングといいます。
●お答え 2
難しいご質問で、お答えになるかどうか分かりませんが・・・
1.一般の量産された商品について
スーパーやコンビニ・百貨店などの小売店では、販売する商品を仕入れたときに、その商品のバーコード番号をホストコンピュータに登録します。
登録するときにその番号の商品の商品名や販売価格などを登録します。
この登録は、例えばノートの1ページ事に上の明細を書き入れるようなものです。
商品のバーコードがポスレジを通されると、その番号の付いたノートのページがめくられ、商品名や販売価格がポスレジに返ってくるわけです。
こういうバーコードをPLU(プライス ルック アップ= 値段をホストコンピュータに問い合わせること)といいます。
2.野菜・肉や本・雑誌、アパレルなど
一つ事に目方が違う生鮮食品や、サイズ毎に値段が違うアパレル、しょっちゅう入れ替わる本や雑誌などはそのすべてをホストコンピュータに登録出来ませんから、バーコードに値段が入っていて、
問い合わせなしにポスレジで処理します。
これをNON−PLUのバーコードといいます。
「バーコードのお話」のページを見てください。
●質問「45」 1.バーコードの色は掛け合わせは使えないとありましたが、一色の網はだめなのでしょうか?(たとえば墨80%など)
2.バーコードの下にある数字の色は何でもいいのでしょうか?
3.バーコードの大きさですが最小で80%くらいと聞きましたが、高さは何ミリまで大丈夫ですか?(%も違っていたら教えてください。)
4.バーコードとバーコードの空きは最小で何ミリで大丈夫ですか?(左右、天地とも)
上記の質問は、ある商品カタログに掲載される商品の横にバーコードをのせるのですが、限られたスペースにたくさんの商品とバーコードをのせなければいけないため、バーコードをなるべく小さく詰めていれたいためでてきた問題です。
バーコードはJANコード13桁を使用します。●質問の答え ●お答え 1
バーコードにアミは禁物です。
スキャンしたときに、アミの白点が端にきていますと、その分だけ細く読んでしまいます。
特にJANコードはマルチレベルでバーの太さが4種類ありますから、読み間違いの危険性が大です。どうしても灰色にしたければ、グレーの特色で印刷してください。
●お答え 2
数字は何かの原因でバーコードが読めなかったときにコンピュータに手入力するための目視用ですから、目で見て正確に読めればよいわけで、フォントは何でもよいわけです。
ただ、JIS規格ではOCR−Bフォントと決められていますから、これに越したことはありませんが。
●お答え 3
読み取り方によってお答えが変わります。
スーパーなどのポスレジでは、JIS規格の80%以上なければ読めませんが、ご質問のバーコードカタログなどの場合は手持ち式のハンドスキャナかペンスキャナで読みますから、それぞれのスペックによっては50−60%でも読めるようです。
ただし、50%になりますと、一番細いバーが0.33×0.5ミリ=0.165ミリと、
表罫の1.5倍ぐらいの太さになりますから、正確に印刷出来るかどうかの問題が出てきます。
最小高さは倍率+1ミリ(例えば80%の場合は 8+1=9ミリ)以上が推奨値とされています。
これは定置式のポスレジではレーザー光線が角度を変えて何度もスキャンしますがこの光線に引っかかりやすい目途の高さです。
カタログの場合はハンドスキャナやペンスキャナで目標を見定めて読みよい角度で読みますから、必ずしもこの高さを必要としません。
ただペンスキャナも手でなぞりますから、あまり細いとなぞりにくいでしょう。
最低5ミリ程度は確保してください。
●お答え 4
左側の空きは 0.33×倍率×11ミリ以上 右側の空きは 0.33×倍率×7 ミリ以上です。
※倍率は80%の場合、0.8で計算してください。
この空き(クワイエットゾーンといいます)の中には罫線や他の図柄が入らないよう、注意してください。
上下の空きは「3」で言った正確な読み取りが出来ればよいわけで、特に最低限はありませんが、ハンドスキャナで上下にまたがって読んでしまうことがないようにしてください。
●質問「46」 有料誌を出したいと思っていますがバーコードってここで買えるものなんでしょうか?
いくら位のものなんでしょうか?
(ちなみ